勉強嫌いな私がアメリカへ

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初めてのアメリカでの出産体験。〜無痛分娩について〜

Hello!

先日、出産報告でお祝いのメッセージや★を下さった皆さん、ありがとうございます!!!

産後、身体の痛み&慣れないことだらけで心が折れかけていましたが、皆さんの温かい気持ちが頑張る気力になりました!

 

出産報告はこちら。↓↓

www.isabellechan.com

 

 

今回は私が体験したアメリカでの出産について綴っていきます。

 

私はカイザーパーマネンテという病院で妊娠〜出産、産後のケアまでお世話になっています。

以前より担当の先生から「陣痛が2〜3分間隔になったら病院に電話してね。」と出産専用の電話番号を教えてもらっていました。

 

〜出産前日〜

おしるしが朝あったので、これはもしかして陣痛きちゃう!?と感じ、この日の夕食にどうしても食べたかったお寿司屋さんのちらし寿司を食べました。

そのあと、食後に主人とのんびりゲームをしていた時からおなかに異変が…

なんだかおなかが張る…そして定期的な感じがする…まさか…?と半信半疑で陣痛間隔を念の為測り始めました。

時間が経つにつれ徐々に痛みが増していきます 。もう夜中3時頃には眠れないくらいの陣痛があり、5分間隔くらいで病院に電話。「準備して病院に来て下さい。」と言われ、準備万端で病院へ行きました。

 

〜病院到着後〜

病院について、当直の先生に子宮口を確認してもらうと「まだ1.5cmだね。病院に残ることもできるけど、家に帰った方がいいと思う。どちらがいい?」と言われました。

まだ我慢できそうな痛みだったので反射的に家に帰ると言ってしまった私。←後々後悔。

※ちなみに陣痛間隔が長いと一旦家に帰らされることがあるそうです。

 

一旦、家に帰るものの陣痛の痛みが徐々に増していきます。

2時間後には我慢できずに再度病院へ。

私がすごく痛がっていたら、やっと入院の受け入れ体制になってくれました。

(こんなことなら帰らずに最初から病院に残っておけば良かったと後悔。)

 

〜ようやく入院!〜

入院したら、陣痛に耐えながらいくつか看護師さんの質問に答えます。

質問を終えると部屋を移動。個室の大きな部屋に案内されました。

その部屋が分娩室でした。

(もっと手術室みたいなのを想像していましたが普通の病室でした。)

 

〜無痛分娩について〜

私は元々、無痛分娩を希望していたので、その旨が書いてあるバースプランをナースに渡しました。

その後、すぐに麻酔医登場!

過去に麻酔はしたことあるか等質問に答えて、麻酔(epidural)を今打つかどうか確認されました。

私は痛すぎて我慢できなかったので、今すぐして下さいとお願いしました。

背中を丸めた状態でベッドに座って、背骨に沿って針を通します。全然痛みはなく、陣痛の方が数倍痛いです。

テープのようなもので背中の針を固定され、そのまま麻酔を投入。何か冷たい液体が流れてくる感覚がありました。

その後はすぐに陣痛が楽に!!!麻酔ってすごい!!!

しばらくすると足がじんわり重くなり、なんとか動かせるけど下半身の痛みは全く無い状態に。

それにより自力で排尿することができないので、麻酔の間はナースに管を通してもらっていました。

ベッドの横には麻酔追加のボタンがあり、痛みを感じるようだったら自分でボタンを押して麻酔を入れる仕組みになっていました。(私は麻酔の効きがちょうどよかったので一度も追加することはありませんでした。個人差があるらしいです。)

ちなみに麻酔を入れた後は、水分(水かジュース)かゼリーしか食べることができませんでした。

 

〜担当の先生登場!〜

当日まで出産に立ち会う先生が誰になるか分からないというドキドキな仕組みになっていました。

ところが、ナース達みんなに「あなたラッキーだね!今日の当直は○○先生(ずーっとお世話になっていた担当の先生)だよ!」と言われました。

妊娠中からお世話になっていた先生に立ち会ってもらえた方が安心だったので、この時ばかりは私ってツイてる!!と思いましたね。

 

〜なかなか破水せず〜

待てどもなかなか破水せず…子宮口は徐々に開いていたようでしたが、どうしても担当の先生に立ち会いをお願いしたかったので、人工的に破水することに。

プラスチックのかぎ針のような器具で破水させました。これも全く痛みはありませんし、破水したの?ってくらい何も感じませんでした。

 

〜ようやく出産の時が来ました!!!〜

破水後しばらくして、先生に子宮口が全開になったのを確認してもらったら、いざ出産の時です!

先生とナース数名が立ち会い、3回いきむ(1回10秒は息を止めてふんばる)×3セットでつるんと我が子が産まれました!

もう産まれたの!?と思うくらい早かったです。

 

〜愛しの我が子と対面〜

産まれた瞬間、自然と涙が溢れ出てきました。

無事に産まれてきてくれて安心したのと、泣いている我が子を見て生命の力強さを感じました。

ずっと側で立ち会ってくれた主人も隣で号泣。主人が隣にいてくれたので安心してお産することができました。感謝です。

主人がへその緒を切ってくれましたが、意外と硬くて切りにくかったそうです。

私達はskin to skin(カンガルーケア)を希望していたので、産まれた直後に胸の上に我が子を置いてしばらく抱っこしていました。(40分くらいかな?)直後からおっぱいを吸おうとするんですね!赤ちゃんってすごい!!!

その後、主人も抱っこしながらskin to skinをしました。

その間に先生が胎盤の摘出、会陰が裂けたところの縫合をしてくれていて、これももちろん全く痛みはありません。

 

〜その後〜

お産が終わると部屋を移動。

別の病室に案内され、我が子も同室で一緒に過ごしました。

産後、体力的&精神的に疲れていたのですがナースが定期的に見回りに来て、2〜3時間ごとにおっぱいと吸わせて記録して下さいとのこと。

まだ母乳出ないし、少し休みたい…と内心思っていたのですが、母乳が出なくても吸わせることが大切らしく、2〜3時間ごとに行いました。あと、うんちとおしっこも毎回チェック。

授乳中もナースが問診に来たり、全く落ち着かなくて正直早く帰りたかったです。

その間、感染予防の薬と痛み止めを飲みましたが、会陰の裂けたところが痛すぎました。

 

翌日、午後には退院することができ、入院は1泊だけで済みました。

他の患者さんもコロナの影響で病院に長居はしたくないようで、早く帰りたがっているとナースが話してくれました。

そのあと、出生届の書類をもらったりして主人と無事に我が家へ帰ることができました!

 

*気づいた点*

◎出産までに時間がかかるので、陣痛間隔に余裕があったら何か食べておくといいと思いました。ただし後々痛みが増してくると吐き気を感じたので食べすぎには注意。

◎1泊しかしなかったので、病院に持っていくものはそんなにいらなかったなーと思いました。(悪露用ナプキンは病院にあるし、ドーナツ型クッション等使っている時間はありませんでした。)水やジュースも病院で用意してくれました。主に持っていって良かったものは、退院時母子の着替え、パンツ、マスク、靴下、ヘアゴム、使い捨てスリッパです。

◎入院期間が短いので、産後のことで気になったことはその場ですぐ聞いておいた方が安心です。母乳育児のこと、へその緒の手入れ等。

病院のラクテーションナース(母乳相談の先生)曰く、2日間は赤ちゃんに何もあげなくて大丈夫だそうです。私は、出産直後からミルクをあげるものだと思っていたのですが、赤ちゃんには脂肪があるからしばらくあげなくていいとのこと。幸い、2日後には母乳が出たので与えることができましたが、もし出なかったらどうするんだろう…とすごく心配になりました。

赤ちゃんの生後2日目健診があったので、そこで小児科の先生に聞きたいことは相談しました。

◎病室にはソファーベッドがあり、主人も横になって休むことができました。お産は長時間かかるので、入院前に立ち会いの人も休める環境かどうか確認するといいと思いました。

◎私達の場合、今回の出産費用は後ほど病院より請求がくることになっています。費用がいくらかかるかは自分達の保険内容を確認したので大体把握していますが、正式な金額はしばらく待たないと分かりません。(未だに請求が来てないので時間がかかりそうです。)出産前に費用は確認しておくといいです。

◎麻酔を打ったあと、出産まで時間があり暇だったので本やゲーム等、暇つぶしになるものがあるといいかもしれません。私は体力温存したかったのでひたすら寝ていました。

◎出生届の書類を病院からもらう時に、子供の名前を決めておかないとなりません。出産までに決めておくといいです。

◎退院時には、カーシート必須です。カーシートがないと退院ができないので予め車に設置しておいて下さい。退院時にナースがちゃんと設置してあるかチェックします。

 

以上が私の出産体験でした!

ざっくりとした流れですが、アメリカで出産される方の少しでも参考になればいいなと思います。

退院する時には、病院ですれ違う人達みんなが「おめでとう!」と言ってくれてとても嬉しい気持ちになりました。

 

最後に、最近の我が子です。

服もブカブカだったのに、生後3週間でこんなに大きくなりました。

なんだかコロコロしています。毎日大変ですが、可愛さに癒やされています♪↓↓

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See you!Have a good day🍀

 

◎今日の英語

We are really enjoing parenting.

私達は本当に子育てを楽しんでいます。

 

parenting=子育て